職種によってデザインのアプローチの仕方が違うことを学んだ日

こんにちは、マツダです。
今日は、接骨院のサイトを作成すると想定してメインビジュアルを作成する、という課題をいただきました。
アドバイスを頂きながら接骨院の参考サイトを色々見てみると、接骨院などの職種のデザインにいくつかの特徴があることに気づきました。
今回は、接骨院のサイトデザインの特徴について焦点をあてて書いていきいたいと思います。

接骨院のメインビジュアルよくある特徴3つ

その1:情報(文字や写真)がぎっしり沢山詰まっている

参考サイト:https://tokunagaseikotsuin.com/jiko/

参考サイト:https://kagayaki5010.com/accident-treatment.html

他の業界のデザインよりも、大きな文字・強調部分が多く、一度に目に飛び込んでくる情報量が多いです。写真も多く使われており、患者さんが笑顔でうつっている写真などから安心感も与えてくれます。
 また、患者さんが笑顔で映っている写真などを用いることで、「ベネフィットを可視化させる効果がある」、と言う事も教えていただきました。
「ベネフィット」とはマーケティング用語で「顧客が商品から得られる良い効果」のことをいいます。
つまり、来て欲しいと思うターゲット層に「いいな」「こうなりたい」と思ってもらうために、
「この商品を使った結果(ここに来た結果)、こうなりますよ~!」という結果を可視化させることで、ターゲットの欲求を高めるということです。
反対に、これをするためにはターゲットを明確にする、ということが非常に重要だということです。
訓練校でも「ペルソナの設定は細かく決めるように!」とよく言われていましたが、
ペルソナを明確にしないと、どんな人のベネフィットになるのかがはっきりしないのだということですね。

その2:ターゲットと伝えたい事が明確

文字が大きく主張は強いのですが、なにが重要でなにを伝えたいのか、というのがはっきり伝わってきます。
文字や写真がぎちぎちに入っていても、情報が整理されているので分りやすいのです。
どの情報も大切ですが、特に何を優先するのか、というのがとても勉強になりました。
また、前述のベネフィットの可視化とつながりますが、お年寄りの患者さんの写真が使われているか、若い女性の写真が使われているかで、
どんな層の患者さんがここにきているのかがよく伝わります。メインビジュアルは、サイトの顔の部分なので、ターゲットがどんな人なのかということが、非常に重要になるところですね。

その2:信頼感のもてる写真と配色

写真は清潔感のあるものが使われていますが、配色については青や白などのクリーンな清潔感や爽快感のある色ではなく、
どちらかというとオレンジや緑といった、温かみのあるはっきりした色をつかっているところが多いのが印象的でした。
このように、清潔感があって温かみのある配色にすることで、「かたい印象」「怖そうな印象」は和らぎ、
気軽に相談できそうな印象を持つことが出来ます。

まとめ

今回は、接骨院に焦点をあてて、デザインの特徴について学びましたが、
そのほかの業界でも、その業界に合ったアプローチの仕方があるのだということ、
また、いくら美しいデザインのものを作っても、ターゲットのニーズに合わないものになってしまうと
効果が見込めないのだということを改めて学びました。

そして気づけば実習も折り返し地点!ますます気合を入れていきたいです!^^

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