昨晩食べた新しょうがのカツに軽い感動、そして衝撃さえ覚えたセキネです。いやあ、近所によい店があるというのは実にありがたいことですね。
ところで、本日取り組んだのはバナーの作成。しょうがのカツといかにからめようかと悩みましたが、どうにも厳しいものがありましたので、強引に本題へと突き進むことにします。
バナーって、奥が深いもんですね
Webにまつわるデザインをするうえで、避けて通れないのがバナー作成…というのが、いったい誰の名言なのかは存じ上げませんが、きっとその通りだと思います。ネット上をウロウロしているだけで、無数のバナーが目に飛び込んでくるわけですから、それも無理からぬ話です。あんなバナーやこんなバナーが、訪問者の興味をひきつけるべく、日々アピールを続けているわけです。
当然、職業訓練校の授業でもバナー作成の課題は出されました。実際に手を動かしてみると、これがなかなか難しい。その特性上、限られたスペースのなかに必要な情報を適切に配置しないと、広告主が本当に訴えたいことが伝わらないわけですから、熟考に熟考を重ねて作業を進めねばなりません。このあたり、ライターをやっていた頃の字数制限との格闘を思い出させるものがあります(遠い目)。
…前職に思いを馳せるのもそこそこに、僕がバナーを作るうちに気づかされたあれこれを、ざっくり書き出してみようと思います!
よりよいバナーを作るために
メリハリをつける
バナーに配置される情報を考えてみると、次のようなものが思い浮かんできます。
- 写真
- 商品名
- キャッチコピー
- 価格などの数字
- 期間限定情報
- その他、お得な情報などなど
ごくごく当たり前のことですが、これらをイカした具合に、すなわち大きくすべきは大きく、小さくても構わないものは小さく、優先度をつけて配置していくことが求められると思います。たとえば、なんらかのキャンペーンが実施されているとすれば、当然その旨を強調しなければなりません。あるいはキャッチコピーにこめられた物語性が大事なのであれば、そこも勘案しなければなりません。
そう考えてみると、ただレイアウトとして美しいだけではなくて、バナーで扱うモノやサービスについて、きちんと理解をすることこそ、重要なんやなあと感じた次第です。…気をつけます。
写真を適切に使う
写真の使い方も、何を伝えたいかに直結する要素です。枠いっぱいを大胆に使ってビジュアル攻めにする、テキストの領域と完全に分けてしまう、あるいは白場を生かしてキリヌキの人物や商品を持ってくる…などなど。求められるテイスト、与えられた素材に応じて適切な判断を下せるようになりたいものです。…なります。
テキストの可読性
小さいスペースに情報を凝縮するわけですから、テキストがゴチャゴチャしてくると当然可読性は落ちてしまいます。となると、フォント選び、字間やウェイトなど、ちょうどよい塩梅に調整する必要が出てきます。いままでベタ打ちのテキストばかり書いてきた身からすれば、デザイナーの方の苦労がいまさらながらに分かった気がしてました。
結びに
ごくごく常識的なことばかり書き連ねてしまったように思いますが、ここのあたりをきちんと抑えておくことが、バナー作成の最低条件ではないでしょうか。僕自身、ただ単に知識として取り入れるだけでなく、実際に色々なものを作ってみることで、技術へと変えていければと思います。さしあたり、応用編ということで名刺でも作ってみようかな。ではまた明日、お会いしましょう!