未来に近づく

こんにちは、マツオです。
昨日の夕方、ひぐらしの鳴き声がきこえるコトに気づきました。
夏もいつの間にか終盤にさしかかっていたのですね。
暑くて気づきませんでした。

みなさんいかがお過ごしですか?

 

特に印象的だったのは

昨日アートサイエンスシンポジウムをとりあげましたが、
肝心の中身にはあまり触れてなかったので、書こうと思います。

写真や映像を見せていただいた中で、
それぞれ印象に残ったものを思い出しながら。

 

まずは、猪子 寿之(いのこ としゆき)さんのチームラボから。
音楽フェスティバルで展開された「Light Chords」という作品が印象的でした。
(文章でどこまで表現できるのか分かりませんが説明します)

コンサート会場で見るような白いライトの筋が、無数に何本もあります。
花道のように両脇から照らし、なおかつ縦横無尽に動きます。

ちょうど背伸びをすると届く位置に、白いライトの筋がおりてきます。
光に触れると、、、

ピアノの音が鳴り、同時にまるで弦がはじかれたようにもとの位置にもどっていきます。

光の筋を、ピアノの弦に見立てる着想が面白いです。
一音一音ちゃんとピアノの音がしていましたよ。

 

一方、村松 亮太郎(むらまつ りょうたろう)さんは、
環境省認定、日本一の星空である長野県阿智村の
ブランディングディレクターとして関わっておられました。

主には、プロジェクションマッピングツアーです。

ロープウェイで山頂駅に上がるのですが、
ふもとの山麓駅にあるカフェを宇宙ステーションにかえるというものです。
(本人の言葉を借りるなら)もとは山小屋とおっしゃっていたんですが、
そんな風には一切見えません。

 

感想

両者ともすごいのですが、

猪子さんの一連の手がけたものはテクノロジーとアナログの融合です。
本物の水面や岩にも投影していました。

場所が、東京のレストランでも同じく。
テーブルの上にお皿を置くと、
水の流れ(映像)が、障害物を避けるように流れていく様子が映っていました。

自然物や生き物の動きって、理屈を分からないと嘘っぽくなるのですが、
研究に研究を重ねているのが良く伝わってきました。

 

猪子さんは

「体を作品に埋没させる」
「(ここからここまでが一つの作品ということでなく)作品と作品の境界をなくす」
「今の人は境界をつくりすぎている」

とおっしゃっていました。
(前後がなく抜粋になってしまってスイマセン)

 

小さい画面の中に自分を投入させるよりも、
枠をとっぱらって
現実世界で身体ごと体感できるものに価値観が移行しつつあるのかな、と思いました。
目の前で非日常が展開していく。

 

今は、非日常的な演出に目を奪われるけれど、
こういった技術が日常の何気ないところに当たり前のように応用されていくと、
子供の頃読んだ、マンガに出てくるようなSFの未来図にまた一歩近づいていくのですね。

 

最終

かくいう今日が企業実習最終日です。

細かい部分まで手を抜いてはいけないということを教わりました。
ちょっとした部分だけれど意外と目立つのです。
見ている人は見ているのですね。

プロはこれぐらいの速さで進めるというのを改めて聞くと、到底追いつかないなとも実感しました。
作業面だけでなく、常に自分で勉強して新しいことを吸収していかないといけない。
事務所にある本棚を見て、ふとそう感じました。

代表の奥さんには、企業実習期間はすれ違いで会えないかもしれないということでしたが、
一目お目にかかれたのは良かったです。

ふたっぱさんには、10日間お世話になりました。
忙しい中、本当にありがとうございました。

 

 

以上で、ブログを終わらせていただきます。
今まで読んでくださった皆さん、
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。

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