こんにちは、北野です。
実習16日目です。
パーツのデザイン・制作を続けています。
今日はシンプルなパーツを作りました。
ほぼ文字だけのものです。
文字だけですと、文字が読めなくては、いったいなんのパーツなのか分かりにくくなってしまいます。
昨日は、ワンパターンから脱出するためにやっきになりましたが、それだけではいけないことにようやく気づきました。
基本に立ち戻り、わかりやすいパーツをつくらなければ。
わかりやすいパーツには判読しやすい文字。
まずはフォントをどう選べばよいのかを探ってみたいと思います。
ここ株式会社ふったぱさんで参考資料に用意していただいた書籍に、『伝わるデザインの基本』(著者:高橋佑磨・片山なつ、発行所:株式会社技術評論社)がありますので、その一部とネット情報などを参考とさせていただきました。
一目で読めるフォントがいい
いつも同じフォントばかり使っていると、結局気になるワンパターン化。
見たことがないフォントがあると、ついつい使ってみたくなります。
でも、本に書いてあります。
「個性的な書体は避ける」
ショック。かわっているフォントを使った方がデザインした感じがするのに。
そうですよね。
自分が見る側だと、読みにくいサイトではうんざりしてすぐに他のサイトへ移ってしまうのに、自分が作る側だと、それをうっかりすっかり忘れてしまいます。
良く使われているということは、それだけ読みやすいということでもあるのでしょう。
ワンパターンを恐れず、読みやすさを重視したフォントを使用したいと思います。
場面にあったフォントがいい
では、読みやすいだけいいかというと、もちろんそうではないはずです。
読みやすく、かつ、使う場所、場面にあったフォントというものがあるに違いありません。
やわらかいイメージのパーツに、読みやすいからといって、堅いイメージのフォントを使うのは、やはり避けたいところです。
文字だけの場合は、逆にフォントで印象がかわってしまうこともあります。
若くて元気な女性のペルソナを設定したサイトのパーツに、流麗で厳かな雰囲気のフォントを使用するのはきっと違うでしょう。
流麗だとか厳かだとか、結局判断するのは自分の感覚に頼るところが大きくなってしまうような気がしますが、とにかく、このフォントはこの場の印象に合うのかといことを意識したいと思います。
美しいフォントがいい
読みやすく、場面に合うフォントの次は、ようやく美しさです。
デザイナーらしくなってきました。
先の書籍には、おすすめのフォントとして、アンチエイリアス処理が施されいる輪郭が滑らかになるフォント、太字に対応したフォントなどが挙がっています。
フォント自体のポテンシャルの高いものを選ぶと良いようです。
これは、フォント辞典などが役立ちそうです。
こうしてフォントを選び、よやく文字の配置や大きさ、効果的な見せ方になっていくのですね。
先は長いけれど、今更ながら基本が大切。