こんにちは、北野です。
実習6日目です。
 
今日もひたすらバナーをトレースしています。
ずっと作製しているだけあって、写真の加工は少し、ほんの少し、速くできるようになりました。
そこで、写真だけでなくイラストを使ったバナーに挑戦してみることにしました。
 
抹茶ラテのイラストが入っているバナーです。
クリーミーなミルクが渦巻き上になり、きらりと光っています。
見ただけで、難しそう。
一瞬、無謀な挑戦に後悔しそうになりましたが、挑戦とは冒険。
ちょっと無謀なほうが楽しい･････はずです。
 
 

コーヒーカップ

コーヒーカップは、図形の組み合わせとパスファインダーを駆使し（たつもりで）なんとか完了しました。
すぐにできたわけではなく、コーヒーカップの口唇部分の楕円が合わない壁や、パスのオフセットがどこにあるかわからないという初歩的な壁を超えていく必要がもちろんありました。
 
 

星がきらきら

次は、ラテの表面のきらめきを表現する星と作りました。
なんとなく作り方が想像できとっかかりやすそうだと感じたので、ミルク渦巻きより先にやってしまいましょう。
と言っても、スターツールにある星とは違い、十字型です。むむ。
 
なんとなく作り方が想像できると言っておきながら、まずはGoogle先生に聞いてみます。
意外にすぐに検索できました。ほ。
楕円形ツールを使う方法が簡単そうです。
 
Illustratorで楕円形を作り、パンク・収縮を選び、収縮の方向へ矢印を進めていくと、十字型の星の完成です。
本当に簡単でよかったです。
見本にはぼかしが入っているようですので、ぼかし(ガウス)を入れてみました。
 
 

ミルクがくるくる

次は難関にしか見えないミルクをかき混ぜたような表現です。
実際に難関で、さすがのGoogle先生もすぐにはいい結果を出してくれません。
 
こちら株式会社ふたっぱさんでは、図書資料もたくさん貸してくださっています。
『Photoshop & Illustrator デザインパーツの王道教本』（編者：Mdn編集部　発行：株式会社エムディエヌコーポレーション）を参考にしました。
 
しかし、ミルクの表現そのものがないため、似たような雰囲気になる方法を試した結果、なかなかミルクを混ぜたような状態にはなりません。
試行錯誤でたどり着いたのが、旋回を使う方法です。
illustratorの長方形ツールで描いた四角形に、
 
メニューの効果→パスの変形→旋回
 
を施すと四角形が渦を巻いたような状態になります。
プレビューで確認しながら、角度を調整しました。
 
ただこのままでは、規則正しく、ふんわり感のないミルクの渦巻きです。
ダイレクト選択ツールでアンカーポイントを移動させると、渦巻きが動くことに気づきました。今頃。
いい渦巻きになるところへアンカーポイントを行ったり来たりさせるうち、薄いところと濃いところが混じるランダムな渦ができたような気がします。
 
ところが、問題がありました。
この状態は、実際は四角形なのに、渦巻き状に見えているだけの状態のようです。
なんてことでしょう。
でも、せっかくなのでこれを使いたい。こんなに苦労したのに、使えないなんてあんまりです。
仕方がないので、コーヒーカップ、星、ミルク渦巻きをIllustrator上で完成させず、それぞれ別々にをPhotoshopのバナー上に配置することにしました。
そう、スマートオブジェクトとして、渦巻きをコーヒーカップ上に配置することにしたのです。
こうすれば、実際は四角形と主張されることもありません。と思います。
 
 
ちょっとしょぼい気もしますが、見本と似ていると思えないこともないような抹茶ラテが完成しました。
見本とそっくりになったわけではありません。見本と同じような効果をつけることができたのです。
この方法、絶対に最適の方法ではないはずです。
もっと美しく、もっと合理的に仕上げる方法があるに違いありません。
道のりは遠く、壁は高く。