こんにちは。MIYAです。
実習5日目。本日の実習では、Webサイト企画の考え方について教えていただきました。
そこで、そもそもWebサイトを制作して叶えてようとしていることが、本当にWebサイトが持っている役割に適した内容なのか?これを判断するポイントをご紹介します。
Webサイトが担う役割とは?
Webサイトが叶えてくれる1番の特徴は何でしょう。それは
時間と距離をなくすこと
です。
例えば、大阪にいるMIYAが夜中に突然「沖縄の○○店のラフテーが食べたい!」と思ったとします。しかし、飛行機がとんでいない、店も閉まってる、こんなタイミングにそんな願望が沸き上がっても何もする事ができません。(そもそも、それだけのために沖縄へ行く余裕なない 笑)
しかし、そのお店がネット通販もしていたとしたらどうでしょう?大阪にいながらにして、沖縄のあのラフテーを取り寄せることが出来るのです!これがWebサイトの1番の役割なのです。
Webサイトを作って何を叶えたい?
クライアントの方々がWebサイトを制作する目的は様々あるかと思います。
・会社への問い合わせ件数を増やしたい
・学校への資料請求件数を増やしたい
・求人募集を増やしたい
・お取り寄せ件数を増やしたい 等
これらの要望に対して、Web制作をする側は、その要望をさらに深堀していく必要があります。
・誰に対して発信したいのか
・どの地域の人たちが対象なのか
・現状の売上に対して何%アップさせたいのか
・商品のどの箇所の魅力をPRしたいのか 等
そして、Webサイト制作だけ事業の目的を達成しようとするのではなく、事業全体の方針の中でWebサイトが担う役割を明確化し、相乗的に目標達成に向かうように取り組むことが重要です。
その目的は本当にWebで叶えられるもの?
Webサイトを制作する目的を深掘りしてくなかで、「この要望がWeb制作費用に対して十分な効果を得られるものなのか?」これを判断していく必要があります。この時に4つのPを視点に考えると論理的に判断しやすくなります。
1.Product:商品力
どんなにWebサイトで商品を魅力的に演出しても、実際の商品が期待値以下では、顧客の気持ちを裏切ってしまい商品の評価が下がってしまいます。
つまり、そもそもの商品が持っている魅力、商品力がどの程度のものなのかを俯瞰的に判断する必要があります。そのためには、競合調査を行い他社の商品に対してどういう特徴があるか等を把握することが重要です。
2.Price:価格
商品価格が製造コストや競合他社の設定価格、ターゲット層のお財布具合等に対して適正かどうかを判断します。必ずしも安ければ良いというわけではなく、商品のブランド力も考慮しながら様々な視点でその適正を考えることが重要です。
3.Place:販売チャンネル
商品を販売している場所、サービスを提供している場所、その立地条件の適正を判断します。そしてWebサイトで注文した商品が消費者の手に届くまでにどの程度のロスが生じるかを把握します。
4.Promotion:販売促進
商品やサービスの情報をしっかり伝えるためのプロモーション活動が適正かどうかを判断します。基本的には、広告・宣伝、販売員による活動、広報活動、販売促進の項目に分かれます。
また、現状のプロモーション活動が時代遅れになっていないかもしっかり分析する必要があります。どんなに素晴らしい商品でも、これらの活動が適正に行われていないと、消費者に認知されず、売上アップに繋がりません。
幅広い視点から客観的に見極める力を
今回ご紹介した内容は、マーケティングの基本的な考えとして有名なものだそうです。
Webを制作を企画する際は、把握しなければならない情報が沢山あるんですね。しかし、これらの情報をしっかり把握・分析し、しっかり効果を導き出せるWebサイトを企画できるようになりたいですね。