「Google検索エンジン最適化スターターガイド」を読んでみましょう。

こんにちは、ナカガワです。
本日からいろいろサイト制作に入りました。
課題や要件、コンセプトなどはまた別のごお話させていただきます。

本日は、サイト制作の企画の段階に必要な「検索の最適化」について、Googleから配布されている「Google 検索エンジン スターターガイド」(以下スターターガイド)を元にお話させていただきます。

みなさん、SEOという言葉をご存知ですか?SEOとは、「Search Engine Optimization」 つまり「検索エンジン最適化」を指します。
web制作をするとき、クライアント様はご自身のホームページが検索の上位に表示されて、できるだけ多くのお客様に見てもらいたいと願っています。
そうしたとき、考えないといけないのは「クローラー」の存在です。

クローラーとはいいますのは、Googleがつくったロボットで、検索情報を収集するプログラムでできています。
検索順位を上げるとは、いってしまえばこのクローラーに気に入ってもらえるようにすることです。

とはいえ、このクローラー複雑すぎてなかなか私達ではその動向を感知できません、といいますかGoogleの大半の社員ですらそのアルゴリズムを理解できていない始末です。

「Google社員ですら分らない要素を私達がどうやって対策できるのか?」

答えはこう申し上げるほかありません

「大変難しい」

とはいえ、では何も打つ手が無いのかといえば、決してそんなことはございません。
どうすればいいのか、大きな方向性は確実に示されています。それが今回ご紹介するスターターガイドなんです!

「Google 検索エンジン スターターガイド」とは?

そもそもなのですが、このスターターガイドはもともと社内向けに作成されたものを、SEOになじみの無い制作の現場の方々に役立てて欲しいということで、2000年代後半に配布され、2008年にPDF化されました。

そして、このめまぐるしく変化するweb業界では2,3年も経つと情報はどんどん変化していきますので、スターターガイドもその変化の波の中2017年に改訂版がリリースされました。
新版は、PDFではなく、Googleのヘルプページの一部に組み込まれています。
以下にURLを貼り付けて起きます。

旧スターターガイド
https://static.googleusercontent.com/media/www.google.com/ja//intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf

新スターターガイド
https://support.google.com/webmasters/answer/7451184

興味のある方はお手元にとられてじっくり眺めてみるのもよろしいかと思います。どちらもページ数はあまりないので15分もあれば目を通せるのではと思います。

旧版と新版の比較

「旧版と新版の比較」なんて見出しをつけましたが、大きな変更点は基本的に見当たりませんが、1点とても大事な変更点があったのでここに紹介します。

「サイトをモバイルフレンドリーにする」

ここです。目次の下から4つ目にあります。
もともとの部分は
「モバイルSEO」という章で、「モバイルサイトをGoogleに知らせよう」「携帯ユーザーを適切に誘導しよう」という項目がそれぞれ説明されていました。
この「携帯ユーザー」という言葉に時代を感じますね。

なぜこのような変化をしたのかといいますと、それはみなさんも予想されているとおもいますが「スマホ」の存在が理由です。
最初のスターターガイドが配布された当時はまだ携帯電話(通称ガラケー)が主流でしたが、2017年、しかも新版の配布月は12月なのでもはや2018年ともなれば状況は逆転して、基本的にモバイル端末はスマートフォンが主流です。

web制作におけるモバイルの存在は決して無視できないものとなっていまして、基本的にPCよりもスマホで情報を得る人のほうが多くなっています。
ですから、モバイルファーストで制作をするケースがとても多いんです。

なので、このように新しく項目を追加して説明しているのだと思われます。実際お読みいただければ、かなりの熱の入り具合をひしひしと感じられると思います。

個人的にここの部分は3,4回読み返しました。

ここで内容を紹介したいのですが、だいぶ内容がつまっていますので、上のURLから改めてお読みいただけるとよろしいかとおもいます。

終わりに

本日はGoogleスターターガイドを紹介させていただきました。
内容が内容なだけに、今回はこのように消化不良みたいな記事になりましたが、この存在を知っていただくだけでもこの記事の役割を果たせたのではと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。