いまさら聞けないWEBマーケティング用語

こんにちは、ナカガワです。
早いもので実習も折り返しを迎えました。
「あれをしないと」「これをしないと」と心の中で焦りがどんどん膨らんできます。
少しの時間も無駄にしないで、できるだけこの機会を実りあるものにしたいのですが、なかなか思うようにはいかないものです。

訓練校の先生からは日々の行動にPDCAを取り入れて向上心をもって過ごすよういわれました。

今この話を聞いて「PDCAって?」ときになったあなた、今日はせっかくなのでちょっと強引ではありますがwebにまつわる、主にマーケティングの用語を勉強してみませんか?

webマーケティングにまつわるいろいろな用語

訓練校では、DTPからwebの授業に切り替わるときに「職業人講座」というものがあり、そこから2日ほどwebにまつわる概論のような授業がありました。
webのインフラの説明から、各職種の解説、制作における諸ポイント、などなど。
今日お話するのは、その中の「企画」のパートにあった、マーケティングにまつわる知識です。

単純にざっとその用語をここにあげていきます。

「5W1H」
「SWOT」
「AIDMA」
「AISAS」
「AISCEAS」
「SIPS」

そして「PDCA」です。

いかがでしょう? 多分、中には学校などで聞いたことがある用語から、なんのことやらという用語まであると思います。
これをお読みになっている方の中には、これから就職を考えている方もいらっしゃると思いますが、ここでいまさら聞けないweb基礎用語をおさらいしてみましょう!
とはいえ、いきなりこれらの用語を説明されてもきついと思うので、今日はこの中からとっつきやすい

「PDCA」
「5W1H」
「SWOT」

について解説します。

PDCA

まずは話の冒頭でも挙げました「PDCA」です。PDCAとはそれぞれ

Plan・・・計画
Do・・・実行
Check・・・評価
Action・・・改善

のことです。もともとは品質管理の用語を、日本に入ってきたときに一般的な理論として広めたものです。
なので、マーケティングの専門の用語というよりは、もっと仕事の能率や成果を向上させるための一般用語ともいえますが、ここではwebの文脈で話させていただきます。

訓練校で言われたことなのですが、DTP(紙媒体広告)とweb広告の最大の違いは、完結型であるか一過性のものであるか、です。
紙媒体での広告は一度印刷して頒布してしまえば修正など後から手を加えることができませんが、web広告は「更新」という作業によって絶えずその内容を変えていきます。

なので、一度作ってはいおわりとはいかず、その後も「Googleanalytics」などのツールを用いて、「いつ」「どこに」「どれだけ」人が来て見ているのか分析して、改善していきます。
そのたびに、このPDCAをまわすことになります。

問題が起きたら、それを「分析して対策を練る」→「実際に問題の箇所を変更する」→「その後どうなっているのかまた分析」→「改善点があがったらまた対策を練る」 という感じです。

「5W1H」と「SWOT」

上に挙げた用語のうち、「5W1H」「SWOT」は同じカテゴリーにある言葉です。
どういうカテゴリーかといいますと、私達がPDCAをまわして状況を分析する際に、「作り手のサービスから」手がかりを得るためのものです。

5W1Hに関しましては、多分みなさんが学校の国語か英語の授業でならったんじゃないかと思います。
すなわち、「when(いつ)」「where(どこで)」「who(誰が)」「what(何を)」「why(なぜ)」の5Wと、「How(どのように)」の1Hです。
何か問題解決の為に行動するとして、具体的にどうするのかこの6つに留意して方針を決めます。

ただ、そうするためには現状の分析が必要で、自分達が今どのような状況にいるのかを4つの観点で見ていきまして、それが「SWOT」です。

すなわち

Strength・・・目標達成のための”強み”
Weakness・・・目標達成のための”弱み”
Opportunities・・・目標達成の追い風
Threats・・・目標達成の向かい風

でして、それぞれの項目を埋めていったら今度はそれらに対して

Strength⇒どう利用する
Weakness⇒どうカバーする
Opportunities⇒どう活かす
Threats⇒どう身を守るか

と、次の具体的な施策の話に移るわけです。

webの業界は絶えず検証と改善の作業を繰り返すわけですが、そうしたときこれらの用語をしらないとひょっとすると恥ずかしい思いをするかもしれません。なので、ここでまずは3つ覚えましょう!

おわりに

お話しついでに、上のカテゴリー分けでいうならば、「AIDMA」、「AISAS」、「AISCEAS」、「SHIPS」は「ユーザーから手がかりを得る」枠組みです。

現在私はwebマーケティング検定に向けて日々勉強していまして、これらの用語はかなり基礎の用語として出てきます。
たまに私もごっちゃになって覚えているときもありますので、今日で全て覚えなくても時間をかけてもしっかり覚える方が絶対いいと思います。

あぁ、もう一度帰ったら復習しないと。

ちなみに、本日吉田代表から、ざっくりと書きますが、自分が今後どうすればいいかお尋ねさせていただきましたところ、
「もっと足下のことをしっかりと取組みましょう。どれも中途半端になるのが一番ダメ」との言葉をいただきました。

本当に本当に、おっしゃるとおりです。もっと地に足をつけて一つ一つのことにじっくりと取り組んでいこうと思いました。
明日はもっと良い一日になるように励みます。

今日もお読みいただきありがとうございました。