「ペルソナ」学校で習った方や、営業職の方、
マーケティングやコンサルをしている方は
馴染のある言葉かもしれませんが、
私はwebの学校に行くまで全然知りませんでした。
学校でもグループ制作の際に
「ペルソナ設定をしましょう!」と言われ、
半分ノリ(真剣ですが)こんなんで~こんなんで~
って「このページを見るであろう人を想定してペルソナ設定」をしました。
ですが、本日担当の倉田さんに
「ペルソナ設定のセミナーをして頂き
改めてペルソナ作成の本当の意味を知りました。
ペルソナ設定とは、端的にいえば架空の顧客像を設定することです。
名前や性別年齢や収入、家族構成なんかの基本情報、
職業や勤務先、役職、仕事内容
行動や価値観、ライフスタイルなど、かなり詳細に設定していきます。
ペルソナとは広告やサイトを見て欲しい人(伝えたい人)なんです。
そこまではみなさんだいたいご存じかと思いますが
ペルソナをつくる主なメリットって説明して言えますか?
「その方がユーザーの求めるものを提供できるから」
この答えは100点満点ではないです。
言いたい事はそういう事なんですが、
もっと突き詰めて言うと100点ではないんです。
まず、一つ目のメリットが
「サイトに関わる全ての担当者がターゲット像をはっきりと認識できる」
という事です。
サイトは基本的にグループで作っていくので、
ターゲットを共通して同じにしておかないと
チグハグな事が起こります。
例えば、同じ年齢や性別がターゲットでも住んでいる地域によって
その人の行動や価値観、性格も違ってきます。
なので、住んでいる場所も含めて細かく設定して
みんなで共通認識であるペルソナがページで離脱しないように
コンテンツを組んだりデザインをしていくという狙いがあります。
ユーザーファーストとは、お客様(ユーザー)の満足度を優先していく考え方で
ユーザーにとって役に立つのか
本当の意味で満足できるサービスなのかに視点をおく考え方です。
ユーザーファーストだけ聞くと
「お客様は神様です~」
に聞こえるかもしれませんが、
あくまでユーザーの視点に立って、
ユーザーをサイトから離脱させる事なく最終目的まで果たす為に設定するのです。
対象となるユーザーが何故その商品が必要なのかも考えて
最終目的までコチラ側が導いてあげれるような
サイトが「仕事」をする上では必要です。
「私青色が好きだから青メインのサイトにしよ~!」
では、デザイナーとは言えません。
お客様の要望を取り入れ、ユーザーファーストの視点もしっかり持ち合わせていないと
難しいのだな…と改めて勉強させていただきました。
私はいつも「自分だったら…」
と考えて作ってしまう所があるので
私もペルソナ設定しっかりしてデザインの勉強に邁進していきたいです。