• YUKI&YUKIのBLOG

こんにちは、yukiです。
今日はデザイン力を上げたい!熱が上がっているので少し前回の続きの様な感じです。

スクールで習っただけのデザイン技術だけでは正直現場では通用しません。

(まだ、働いてはいませんが勉強を進める段階で実感しております)
では、現場で求められる事って何だろう…?
あなたが実際に企業に勤め出したらどんな事が求められると思いますか?
「このバナー作って~」
って資料を渡されると考えるのではないでしょうか?
ですが、この指示はまだまだ先です。上級者になって技術も信頼も得られる様になれば
そのような指示が頂けるかもしれません。
でも、実際はそんな指示は数年先の話。
もしかしたらいつまでもそんな指示もないかもしれません。
では、「デザイナー未経験の新人」が実際に受ける指示はどんな指示だと思いますか?
「新人だし、簡単な事からお願いしよう」
きっとこう考えるのではないでしょうか?

では、上司や先輩の言う簡単は何をもって簡単なのでしょうか。
「簡単かつクライアントの意向を伝える為にする指示の伝え方…」

例えば、新商品のシャンプーのバナー作成の依頼を受けたとしましょう。
「背景は赤でメインカラーはこれでモデルと商品はこの画像を使って!
ターゲットは女性で清潔感のある感じね。この商品は新発売だから新発売がわかるように!」
かなり細かく伝えられている感じはしますが、実際にこの指示では出来上がりが上司も自分も誰も想像できないですよね。

シャンプーの広告やポスターなんかを思い出してみてください。
商品をアピールしたい。の割には多くの広告が商品よりも
モデルさんの方が目立っていると思いませんか?
それは、美容業界で知名度が上がる・売れやすい方法として王道だから。
「各企業や業界によって売れる戦略が既に確立されている」のです。

そこに気付くためにはまず、
その業界で「たくさん取り入れられているデザインの作り方を把握しておく事が大事」なのですが、
デザインをたくさん見ろ!広告をいっぱい見ろ!と言いたいのではないのです。

少し脱線してしましましたが、
上記を踏まえた上で、あなたが上司なら新人さんにどの様にお願いしますか?



私ならきっとこう伝えます。
「「TSU○AKI」のシャンプーみたいなバナーを作って。」
この指示なら、自分も相手もイメージがしやすく簡単ですよね。
逆も同じで、指示を受けた際に「○○のバナーの様なイメージですか?」
とこちらから相手のイメージを引き出したいときにも有効です。

「だから大事になってくるバナートレース」

バナートレースは大事だと前回のブログにも書かせて頂きました。
トレースには、デザインの引き出しや技術を増やす事にも有効なのですが、
さっきの様な「○○みたいなバナーを作って」と言われた時に
すぐに作り方がわかって、制作にかかる時間がすぐに計算できる事もとても大きなメリットになります。
「前回作ったバナーの修正や更新」なんかの業務も新人の仕事です。
元データは基本あると思いますが、ない場合はトレースして同じものを作っていく事にもなります。
その時に「自分流しかできません!やりません!」では、仕事にならないですからね(笑)
そんなときデザインの基本となるトレースが得意な方は就職した時にすぐに信頼が得られると思います。
「的確に指示を受け取れる・時間管理ができる・王道も応用もできる」だから。

デザインは出来上がっている法則から足したり引いたりして出来上がると良く言われます。
そんな私はバナートレースが初めは大嫌いでした。
理由は「中途半端にしか似せられないから」「おもしろくないから」
でも、企業研修に来てから変わりました!
「私が作ったバナーってB級の玩具やん」
「今まで簡単にできあがるデザインしか選ばんかったから面白くないよね…」って。
やはりこれを仕事にしていこう。プロとしてやっていこう!
ってなっている今、デザインの基本を教わって
特にバナートレースの必要性を再確認していると同時にめちゃくちゃ楽しくなってきています。もぉほぼ一緒やん!ってくらいに似せたくて仕方がないのです(笑)

職業訓練の残り日数も約半月まで迫ってきました。
ポートフォリオもバナートレースの作品数を増やして、
職業訓練の最終目的「就職」をデザイナーとして決められるように頑張っていきたいと意気込んでいます。

明日も頑張ります!!!!


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