実習13日目。ようやく慣れないルートでの通勤にも慣れて来たかと思いきや明日にはもう終わってしまう時期にまで来てしまいました。新たな生活習慣に身体を慣らすには二週間必要なんて話を以前聞いたことがありますが、割と信憑性のある話だったのかもしれません。

 

さて、本日も引き続きバナーの制作です。残っていた秋と冬のデザインになります。

本来は昨日の内に春夏秋冬4つのバナーを制作する予定だったのですが、やはりまだ慣れないこともあり2日に渡って制作することになりました。しかし、昨日よりかはだいぶ制作スピードを上げることが出来たため、新たに違うジャンルのものを一つ作ることが出来ました。

 


 

さて、まずは秋のデザインになります。

設定やターゲットは前回記載したものを当然そのまま踏襲しています。

使用素材

同じように正面から撮った写真をそれぞれ使用しました。

秋ものと言う割には少し厚着な気がしないでもないですが、全体的な色合いも含め落ち着きのあるカラーだったので少しの加工を施してほぼそのまま使っています。

 

完成例

スマートフォン用のバナー広告ということもあり、かなり小さめのサイズになっています。

横長のサイズ、似たような構図の素材、ということで文章情報を中心に配置し、素材を両端に配置するシンメトリーのデザインにしました。こうすることで、スマートフォンの小さな画面でも必要な情報が見やすく、伝わりやすく、尚且つ両端の写真素材のおかげでビジュアル的にも伝えたい事が伝わりやすいデザインになっていると思います。

少し気になる点といえば、モデル、特に男性の年齢がターゲットから少し外れていることでしょうか。

 


 

次に冬のデザインになります。

 

使用素材

画面の右側に文字情報を配置したデザインにしたいと考えていたので、右側に抜け感があるもの、視線を外しているもの、雪景色、の要素を含む写真を選びました。

 

完成例

まず写真を全体的に明るくしました。

そして文字情報ですが、背景に雪の白の割合がかなりあることから、文字は黒で統一使用と考えました。しかし、色を変えてもサイズを変えても埋もれがちになってしまったので、枠線で囲むことにし、尚且つ枠内の背景にボカシフィルターを設定し、擦りガラス、もしくは曇った窓のような加工を施しました。そうすることで文字情報が明確に把握する事が出来る様になりました。

枠の点線に関しては、元々細い普通の線を使用する予定だったのですが、そうするとどうも全体的に窮屈な印象が拭えなかったため点線にしました。そうすることで、黒線のみで囲うよりかは抜け感というものが感じられるようになったかと思います。

 


 

前回のものも合わせた春夏秋冬のバナーが以下になります。

 

中々バラエティに富んだものが出来たのではないかと思います。

最後に、新たに作ったものを一つ紹介して終わりたいと思います。

 

 

よくあるマンション、不動産のバナー広告になります。

高層ビルの広告ほどゴージャス感は出さず、しかし安っぽくなりすぎないレベルを探りながら制作してみたのですがいかがでしょうか。

反省点としてはもうすこし様々なあしらいを覚える必要がある、といったところでしょうか。

全ての制作に関わることですが、作り始めるまえの資料・リファレンス集めは最も重要な準備の一つだなと改めて思いました。