企業実習も八日目、後半戦に入りました。

度重なる雨模様に全く晴れることの無い湿気のせいで、陸で溺れる様な息苦しさを感じながら毎日を過ごしています。

 

本日はバナーを一から作ることになりました。

バナーの制作は今回が初めてですが、ここまでの結果としては楽しく制作出来たと思います。

インプットしては即座にアウトプットを繰り返す、デザインに限らず何かを生み出す作業というものはやはりどんな時にでも楽しいものですね。成果物がまたいつまで経っても満足いかないというのも最早慣れっこになってしまいました。

 


 

さて、今回はそんなバナーというものについて少し書きたいと思います。

 

私は普段からよくネットに入り浸っているのですが、特にここ数年はこのバナーを含めたネットの広告が非常に溢れていると感じます。

以下は、ここ30年の広告費推移についてまとめられた記事の一つになります。

http://www.garbagenews.net/archives/2031422.html

こちらのページを拝見すると、2000年代後半くらいからネットにかける広告費が増えていっていることがわかります。

 

また、以下はスマートフォンの普及率の推移になります。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd252110.html

これらの推移から見ても、スマートフォンの普及と比例するように、ネットにかける広告費は年々増加していると考えられるのではないでしょうか。

2000年代前半からインターネットで遊んでいた私の実感としても、やはりこれらの通り、近年インターネットにおいて広告を見かけることが非常に多くなったと感じます。今ではYoutubeで動画を再生する前ですら数秒の広告が入るようになっています。

 

そんな広告の良し悪しはともかくとして、この広告溢れるインターネット上で、

広告が目に入る一瞬で、どのようにすればユーザーを誘導することが出来るのか?

これを考えることがネット広告における最優先事項なのではないかと個人的に思いました。

 

動画の再生前に流す、リンクを踏んだ先で一度広告ページを挟む、無料アプリに広告を付ける、ゲームの合間合間に広告を流す等々、

広告をどのようにして見せるかという方法は様々ありますが、冒頭にある通り今回は普通のバナーを作ることです。

奇抜な方法で見せるものではなく、普通のウェブサイト内にある普通のコンテンツへの入り口となるバナー制作になります。

 

これはどんなものであっても同じだと思いますが、バナーはユーザーにクリックされて初めて価値が生まれます。

ユーザーに認知され、興味を引いて、誘導する。このプロセスを全て踏ませることがバナーの意義だと思います。

強烈なコピー文、インパクトのある写真・文言、視認性の高さ。

数多溢れる広告の中で、立った一瞬で目を引かせる必要のあるバナー広告には、上記の要素のうち一つが必ず必要になると思います。

広告を見たことによってユーザーにどうなって欲しいのか?これを明確にすることで初めて、訴えるための要素を考えられます。

安全、新鮮さ、お得感、訴えたいものは広告の種類によりますが、始めにゴールを設定することが制作における必須条件だと思います。

このゴールがキチンと明確に設定されていれば、デザインの方向性などにもブレが生じにくくなります。

 

まとめ

一先ず完成したといってもまだ確認の作業が残っているため、本日はここまでで終わりたいと思います。

具体的なデザインの方法などはまた明日以降書きたいと思います。