実録、職業訓練で気をつけてほしいお金の話(給付金編)

こんにちは、ナカガワです。
いよいよサイト制作はメイン部分の作成に入りました。
改めて、今回の制作の工程を大まかに記しておきますと
[デザイン]
キービジュアル
ヘッダー
フッター
メイン(←現在ココ)
[コーディング]
という感じで、デザインの本丸といえる部分です。今までの部分と圧倒的に違うのは、文字が多い!
サイトのテーマが接骨院なので、院長の紹介や、症例、患者様の声、質問、診察時間、などなど文字主体のパートが多いです。
本来人間が飛ばしがちな文字をどうやって見せるのか、本当に悩ましいです。
もう一度構成を見直して、ブレがなくストレスフリーで見ていていただけるよう考えてみたいとおもいます。
さて、長々と話しましたが、本日は職業訓練を受けるにあたって気をつけておいたほうが良い「お金」について話します。
職業訓練を受けようか考えているけど、金銭で不安を抱えて1歩を踏み出せない、という方も多いはず。
私もそうでした。
なので、今回はそんなみなさまの不安を少しでも取り除けるよう、是非みなさまに伝えようと訓練中に書き貯めていたことを紹介いたします。

職業訓練と給付金

いわずもがなですが、職業訓練とは無料で受けられる就労プログラムです。
専門学校で受けたら何十万とする内容を無料で受けられるありがたいプログラムですが、この「無料」というところにばかり気をとられるとひょっとすると痛い目に合うかもしれません。
まずですが、厳密にいえばこの「無料」とは授業料だけで、その他のもろもろについては自費でまかなう必要があります。
私の場合ですと、入校に際して7千円ほどのテキスト料が必要でした。私はあまりたくわえが無かったので、結構痛かったです。
さらに、給付金で受講しようとする方には特に注意すべきポイントが2つあります。

1つ目は、給付の時期です。

給付金とは、「職業訓練受講給付金」のことで、職業訓練期間中の生活費を支援してくれる制度です。具体的には生活費10万円と交通費、場合によっては寄宿費が振り込まれます。
が、この給付金、振り込まれるのはあくまで2ヶ月目からです。
ということは、訓練が始まる最初の月は自分の蓄えで生活し、なおかつ交通費を自費でまかなう必要があります。私は京都に住んでいますが、大阪の訓練校で受けていますので京都駅までのバス代と電車賃約2万6千円ほどがかかります。
かなり痛かったです。
「バスじゃなくて、自転車でいけば?」と思われる方、自転車通勤は基本NGです。なので徒歩か公共交通機関を利用しなくてはいけません。
だから、最初に給付金を受けるときは心からホッとしました。

そして、もう一つは条件です。

給付金を受けるためには、その月の収入が8万円以下である必要があります。要するに、8万円を越えると言うことは、「就業者」とみなされて生活支援を受ける対象になれないんです。
この条件、結構厄介なんです。
8万円を1円でも超えると、給付金は1円も振り込まれないんです。超えた分を、減らして振り込まれるなんてことは曲がり間違ってもないことに気をつけてください。
これが恐ろしいのは、交通費も含まれると言うことなんです。
なぜこれが恐ろしいかと言いますと、給付金は1日でも休んだり、1分1秒でも遅刻したら、特別な理由が無い限り、次の月に振り込まれなくなるんです。
だから、
8万円超える→交通費ないから通えない→給付金振り込まれない→生活できない→退校という最悪のパターンにはまってしまいます。
告白しますと、私は最初の月に8万円を超えてしまいました。
アルバイト先で人手がたりなかったからということで、店長の頼みを断れず入った結果です。
一応計算はしていたのですが、深夜帯手当ての部分で計算ミスをしてほんの少し超えてしまったんです。
なので、私は数少ない蓄えで一ヶ月胃の痛くなる思いですごしました。いつも「支払いどうしよう・・・」と考えていたものです。
少し上のほうで、最初に給付金が振り込まれたときに心からホッとしたというのは、そのためだったのです。
以上の点を踏まえて、みなさまには今一度申し上げたいことが2つあります。
1つ、少なくとも1,2ヶ月収入がなくても生活できる蓄えを持つ。
2つ、アルバイトなどの収入がある場合は本当に本当にきちんと計算しましょう。
この2つを踏まえないと、最悪の悲劇を招きかねません。みなさま、どうか是非お気をつけください。

最後に

お金を稼ぐためにお金が必要、というのが就職のある意味辛いところです。
といいますのも、お金が無いから稼ごうとするわけですから。
私は今回こんなことを赤裸々に書きました。正直、恥ずかしいです。
ですが、これをお読みになる方が、自分と同じ目に遭わないようになると思えば、幾分か和らぎます。
どうか、ご参考にしていただければと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。