こんにちは、尾崎です!皆さんでデザインパーツ作っていますか?私はさっきまで作っていました!

さて本日は、「アンティーク調の額縁風フレーム」の作成に挑戦していました。

▼参考にした本がこちら

Illustrator &Photoshop デザインパーツの王道教本 (MdN)」

▼参考にしたデザインはこちら

う~ん、このゴージャスな感じ!今回はこれを目指します!額縁とかフレームも作ってみたかったので、こちらを参考にさせていただきました。

が、あれ?今の私には難易度高い??

まぁ、レベルアップするためには高難易度な環境でモミモミされることも必要なので、行ってみましょう!ちなみに今回はメソッドの紹介ではなく感想文です。完璧にマスターしたら改めて紹介したいと思います。

step1.【Illustrator】ペンツールで額縁のパーツを描画

まずはIllustratorで、各パーツを描画していきます。さぁ、早速出ましたペンツール!この時点で難易度最高潮!最初からクライマックス!!ハンドル(方向線)の操作が未だに慣れないんですよね。綺麗な曲線を書いたつもりが、ものすごいデコボコになったり。パス(ベジェ線)に関しましては、そのうちガッツリ時間割いて練習しなければと思っております。さて、四苦八苦しながらなんとか描画したものがこちら。

端っこが四角いですね~。もっと丸みを出したかったのですが、これを作るのにかかった時間が30分!これ以上時間はかけられないので、今回はこれで進めます。

step2.【Illustrator】ペンツールで装飾パーツの素となるオブジェクトを描画

試練は続く。今度は額縁を飾る装飾パーツを、またまたペンツールで描画していきます。曲線の連続にヒィヒィ言いながら、パーツの素となるオブジェクトを計20個作成していきます。そして1時間の格闘の末、完成したオブジェクト達がこちら。

これは酷い。ですが全く使いモノにならない訳ではないので、このオブジェクトたちを使って進めましょう。

step3.【Illustrator】描画したオブジェクトを組み合わせてパーツを作る

次はオブジェクトを組み合わせて1つのパーツにしていきます。先ほど作ったオブジェクトの完成度があまりにも低いと、ここで行き詰ってしまいます。さきほど作ったオブジェクト達を組み合わせて作ったパーツがこちらです。

「さっきと変わらないじゃないか」と言う声が聞こえてきそうですが、かなり違います(当社比)ではこのパーツと、step1で作ったパーツをさらに加工して、額縁を作り込んでいきましょう!

step4.【Illustrator】額縁パーツと装飾パーツを組み合わせる

パスファインダーを駆使して額縁パーツから額縁の下地と、外周部分、さらに長方形ツールを使い内側の枠の部分を作っていきます。次に先ほど作成した装飾パーツを額縁に配置していきます。配置し終えた状態がこちらです。

分かりやすいようにそれぞれのパーツの色を変えています。なかなか様になってきました。ここからはPhotoshopでの作業になります。

step5.【Photoshop】下地と装飾パーツを配置する

先ほど作ったパーツ達をPhotoshopに配置していきます。下地を配置して、その上に装飾パーツを置いていくのですが…装飾パーツが下地からはみ出てみっともない!そんな時は下地を選択範囲に指定し、そのまま選択範囲を反転、そして装飾のレイヤーをDELETE!そうすれば下地内に装飾が綺麗に収まりますよ。

次にレイヤースタイルで装飾パーツに質感を与えていきます。使用するのは「グラデーションオーバーレイ」「べベルとエンボス」です。各設定を施した状態がこちらです。

グレートですよこいつァ。では仕上げと参りましょう。

step6.【Photoshop】額縁と内側の枠を配置する

Illustratorで作成した額縁と内側の枠をコピー&ペーストで配置し、先ほどの要領でレイヤースタイルで質感を与えていきます。そして、完成したモノがこちらです!

額縁の4隅がイマイチですね。パーツ作成の段階で、ちゃんと丸く仕上げてなかったのが原因です。あと、拡大するとなんだかデコボコしています。これは何故だろう?あとでちゃんと解明しておきます。ちなみに色がお手本と全然違うのは、グラデーションの設定を私オリジナルの「真鍮風」にしているためです。至らない点は多々あるものの、そんなに悪くないのでは!?

まとめ

とにかくIllustratorで良いパーツを作ることが、良い作品を仕上げるための肝だと感じました。レイヤースタイルにもこだわれば、さらに重厚な質感を表現できそうですね!あと、せっかく額縁を作ったんだから、そこに飾る写真も用意したいですね。

このテクニックを完全に自分のものにして、詳細な作成手順をご紹介したいと思いますので、乞うご期待!