企業実習2日目のカタオカです。おはようございます。
本日ふたっぱさんで企業実習担当の方による
とても有意義な講義を朝一から受けさせて頂くことができました。
ご自身の仕事がある中で企業実習の人間にここまで時間を費やして頂けるふたっぱさんに本当感謝です。
記憶が鮮明なうちにブログに内容をつづっていきたいと思います。
内容は「Web担当者に必要な資質とは?」です。
ぼくが勘違いしていたこと
今後、各企業に対してWebサイトやそれを通して集客に必要なことなどを提案していこうと考えていましたが
このタイミングでこの講義を聴けてとても有意義でした。
それは僕自身教育訓練でWebを勉強し始めてまだ4か月程度で、どこかWebサイトのことを
「考えている事は何でも可能にしてくれる魔法のステッキ」のようなものと
思い込んでいたからです。
Web担当者として仕事をするのであればその仕事をもって組織に利益をもたらせなければなりません。
自分側の組織と顧客側の組織両方にです。
Webサイトを作るのには時間と人間と工数がかかります。
イコール沢山のお金がかかるという事。
Webサイト制作会社はそのお金を回収して更に利益を上積み出来るのか?
顧客側の企業は多くのお金を払ってもWeb制作と指導を依頼することで今よりも利益を上げていく事は可能なのか?
Web制作を仕事でしていくにあたって根幹にある重要な考え方です。
まずはここがクリアできるかどうか?を考えなければなりません。
それを判断する為にはWebで出来ること出来ないことをはっきりと理解していないとダメです。
Webが得意なことはつまるところ
・時間と距離をなくす
という事。
顧客の企業が抱えている問題は時間と距離をなくすことで解決できるのかどうか?
こういった基準でまずは
本当にWebサイトが必要なのかどうか
を考えてみると良いかも知れません。
Webサイトの目的と目標設定は明確か?
またWebサイトの目的と目標設定は明確でなくてはなりません。
ただ名刺代わりとしてWebサイトを作るのであればそこまで拘る必要はないのでしょうが、
Webサイトから集客したり、
商品を多くの人に販売したり、
企業ブランドを高めたり、
しっかりと収益化できるWebサイトを提供したいのであれば
目的と目標設定がないと「作って売って終わりのWebサイト」になってしまいます。
問題点への道しるべ~4つのP~
はたしてその企業の問題点はWebサイトが無い事なのか?
僕たちがこれからWebサイトを制作し顧客に販売するという時に、誰彼構わず売るということは得策ではありません。
Webサイト以前に解決しないといけない問題はないのか?
企業が抱えている問題点を洗い出すのに便利な手法が「4つのP」です。僕は初めて聞きましたのですがかなり使えそうです。
PRODUKT(商品力) = 商品名、技術力、サービス内容
PRICE(価格) = ~円
PLACE(販売チャネル) = 立地、WEBサイト
PROMOTION(プロモーション) = 広告、SNS、メルマガ
実際に顧客に対するヒアリングの際にはこの問題点の洗い出し作業にかなり多くの時間を使うようです。
Webサイトにより、すごく魅力的な演出ができていても実際の商品が陳腐なものの場合
お客さんはがっかりしてしまいますもんね。
悪評もたつかもしれない。
Webサイトの販売と言ってもやるべきことはたくさんあるんだなと思いました。
僕は今まで制作のことばかり考えていましたが、
提案すべき内容の幅がいきなり広がって、講義の途中で凄くワクワクしてきました。
あと講義の途中で個人的に印象に残った言葉は
「数字も大事だけど顧客側の体感も大事」
「リアルな悩みをコミュニケーションを取って聞くこと」
「自分がお客さんとして色々ためしてみていいところをくっつけてみる」
といった、とても人間味にあふれた言葉達で、ふたっぱさんはWeb制作会社なんですがWebだけで完結するのではなくて
愚直にたくさんの時間を使って最高の商品を提供しているんだなと感じました。
今日は僕の中の固定概念が破壊された日になりました(笑)
もっと広い範囲を勉強して顧客の方に更にいい提案ができるようになりそうです。
まずは自分の鍼灸マッサージの業界で参考になりそうなところにお客さんとして行って体感を得ながら、良いところを組み合わせていこうと思います。
来週もよろしくお願い致します!
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