色を選ぶときのテクニック

こんにちは。

本日は午後が就職活動日の日なので早い時間での更新です。
私も職業訓練に通い始めて初めて知ったのですが、職業訓練は学んだ技術を活かして就職することが大前提なので、月に数回程就職活動日という日があります。
どのようなことをしているのかは人それぞれですが、聞いている限りでは面接に行ったり、エントリーをしたり、ポートフォリオを作ったりしているようです。
私は基本的に面接の日としています。就職活動頑張らなければ、です!

さて、話はそれてしまいましたが本日は色に関することを書きたいと思います。
私もデザインをしているときにいつも配色の難しさを痛感しております。色ひとつでその作品や資料の印象が大きく変わってしまいますし、資料でしたら読みにくくなってしまうこともあります。
そこで、私が調べてみた基本的なテクニックを本日はご紹介しようと思います。

色彩の基本的な知識-HSV色空間-

色を表す用語は色々とあるのですが、私がわかりやすいと思ったHSV色空間という色を表す用語をご紹介いたします。
HSV色空間というのは、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value)という3つの要素で色を表そうというものです。

・色相(Hue)
色相とは赤や黄、緑、青などの色味を表します。
・彩度(Saturation)
彩度とは鮮やかさを表します。同じ色相の色でも、彩度が高ければ鮮やかになりますし、彩度が低ければ灰色に近い色になります。ちなみに彩度が0の場合は無彩色なので、黒や白、灰色になります。
・明度(Value)
最後に明度ですが、明度と明るさのことです。明度が低ければ黒っぽく、高ければ明るい色にすることができます。色相や彩度が同じで明度を変えるだけでも色を変化させることができますよ!

これらを使い分けることで、色のバリエーションが広がります。

色を選ぶときの基本的な知識-標準的に選ばれている色は避ける-

さて、では実際に色を選ぶときにどのような点に気をつけたらよいのでしょうか。
実は資料をつくるときでも、好きな色を使ったらよいというわけではないんですよ。

基本的にはPowerpoint等に用意されている黄、赤、青などの標準色を使って資料を作成し、プロジェクターやPCで見ると目がチカチカしてしまいます。また、一気に手を抜いた感じが見ている人にも伝わってしまいイメージダウンにもつながってしまいます。
そこで!そうならないために、落ち着いた色を使うように意識し工夫することをオススメします!
トーンをできるだけ抑えて、茶色や明るすぎない青色、深みのあるオレンジ等を使うと落ち着いた色になりますよ。

同系色を使って読みやすい資料・作品を作ろう!

また、同系色の色を使うことで色数を多くしすぎないように工夫しましょう。
目ださせたかったり、インパクトをつけようとしたりするとついつい色の数を増やそうとしてしまいがちですが、色数が多いと読みにくい資料になってしまいますので、一度使った色を基本的には使って行きましょう。
しかし、気をつけなければならないのが、同じ色を使いすぎることです。どこを目立たせたいのか分かりづらくなったり、くどい印象になったりしてしまう可能性があります。
そういうときは目ださせたい箇所に使う色を選んでキーカラーとし、その他の箇所に基本的に使っている色と灰色を使いわけると、バランスがとれつつ読みやすい資料にできると思います。

その資料に使う色のルールを設ける

資料や作品を作る際には使う色数を4色程度に抑え、またその色に意味を持たせるとよいです。なぜ、その色を使うのか意味づけをすることで、自身の好みに偏らず、読みやすいために工夫した色を選ぶことができます。
また、配色のルールを決めることで、何ページかの資料を作ったとしても色が統一された見やすい資料を作ることができます。
1ページ目はキーカラーが赤で、基本的な色は緑、2ページ目はキーカラーが黄色で、基本的な色は紺、になっていると、見ている人が同じ資料を見ているのか分からなくなってしまいますし、強調したい箇所がどこなのか分かりづらい資料になってしまいます。
なので、資料を作る前に使う4色を決めてから、作成をしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
少しでも配色が資料や作品を作るうえで重要だということが伝わっていれば幸いです。

基本的なことを抑えて作成すると、今まで作ってきた資料や作品の印象をガラっとかえることができます。他にも色々と情報があるので、興味がおありの方は調べてみてください。

それでは本日はここまでとします。
お読みいただきありがとうございました、また来週。

By Fujitsugu

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