アート作品を作る人とWEBデザイナーの違い

こんにちは!たわらです。
今回はWEBデザイナーを目指す方が勘違いしやすい、WEBサイト作成におけるアートとデザインの違いについてです。

作業をしていて、ついつい自分の感覚でつくりがちだったので、そもそもデザインって?というところを考えたいと思います。

そもそもどういう意味?

2つの言葉の意味を簡単にまとめると、

アート・・・

アーティストが自身の感情や感覚を表現すること

デザイン・・・

設計すること
問題解決のために計画を立ててそれを形にすること

といえます。

比べてみると全然違いますね、、、

つまり、アートが自由に表現をするものなのに対し、デザインとは相手がいて、その相手に何かを伝えることを目的としています。

デザインは何でもかんでも自分の感性でつくるもの!という感覚があったのですが、定義が全然ちがったようです。

デザインをする上で気をつけるべきこと

上記のように、WEBデザイナーというお仕事は、自身の感覚でサイトを作ってはならない、ということがお分かりいただけたかと思います。

では、「伝える」とは何なのか、何を気をつけるべきかをすこしまとめて見ましょう!
1.そのデザインにした理由を考える
2.相手にきちんと伝わるものかを考える
(わかりやすさ)
3.便利に使えるサイトかを考える

1.そのデザインにした理由を考える

ただ、なんとなく、かわいいから…ということは通用しません!

授業で先生によく怒られていました…笑

「なぜその色を選んだのか」、「他と比べなぜその大きさにしたのか」など、なぜ?を考えてみましょう。

上記2つのことでいうと、色には意味があったりします。

flow01

また大きさに関しては、本当に目立たせたい言葉が小さくて伝えたいことが伝わっていない!なんてこともあります。

私も煮詰まってくると忘れがちになります…、

2.相手にきちんと伝わるものかを考える
(わかりやすさ)

前回、キャッチコピーのお話でも書いたのですが、サイトには必ず見てくれているユーザーの方がいます。

見てくれる人に立場に立って客観的に自分のデザインをみてみましょう。

色合い
文字の大きさ
漢字・ひらがなの使い分け

など…

自分の好みではなく、相手を思いやることが大切、ということですね。わたしも気をつけます。笑

3.便利に使えるサイトかを考える

こちらも2つめの内容と似てくるのですが、ページ構成を考えるときのお話です。

ユーザーの方が欲しい情報をすぐ見つけられるような配置になっているか?今一度問いかけてみましょう。

見た目ばかり気にするのではなく、「実際にサイトを見るとき」をイメージして、どこにどう配置しよう?と考えると良いかもしれません。

まとめ

まとめてみて感じたのですが、
WEBデザイナーには客観性や思いやりの心が重要なんだなと感じました。

自身を表現する事に特化したアートとはまるで違う、奥深いお仕事だなと感じました!

みなさんも、「おもいやり、おもいやり」と口ずさみながらデザインしてはいかがでしょうか。笑

私は恥ずかしいので遠慮しておきます。笑

では今回はこの辺で失礼します!!

次回更新をお楽しみに!!!
たわら