サイト制作に不可欠なペルソナデザインのお話

こんにちは!ツボです。
前回のWEBマーケティングのお話はいかがでしたか。
ちょっと難しかったでしょうか?

今回は、サイトのコンバージョン設定に深く関わるペルソナデザインについて書いていこうと思います。
(コンバージョン設定:サイトで最終的に達成しようと考える目標設定)

サイト制作のヒントになるペルソナデザイン

ペルソナデザインとは、「どんな人に向けてサイトを作るのか」という部分を深彫りし、象徴的なターゲットを定めることを言います。

ペルソナデザインを作るメリットは大きく2点

まず、1点目はユーザーへの理解力を具体的に深められるということです。
ユーザーがどんな道筋でサイトにたどり着き、どのポイントに着眼し、どうやってゴールまでたどり着くのかをイメージできるようになります。
これを考えることによって、必然的にどの要素を強調するのか、どんなコンテンツが必要なのか等、サイト設計に必要な情報が洗い出すことができます。

2点目は、ユーザー視点でホームページを制作することができるということです。
ユーザーはどんな好みで、なにに興味を惹かれるのかが理解できるようになり、デザインやコンテンツの内容に反映していくことができます。
また、チームでサイトを制作するときに、明確な方向性を共有することができます。この方向性の統一がとても難しく大変な作業なのですが、ペルソナデザインをしていれば、大きな道しるべとなってくれます!

具体的に作ってみよう

では、どんな風にペルソナを作っていくのかやってみましょう。
ペルソナ設定では下記のような項目を挙げていきます。
かなり細かい設定まで決めていくと意外なところでサイト制作のカギになったりします。

・名前
・年齢
・性別
・血液型
・職業
・住まい
・家族構成
・交際関係
・趣味
・休日の過ごし方
・普段どれくらいネットを見ているのか

コンテンツやデザインに反映させよう

基本的なプロフィールが決まったら、次はペルソナさんがサイトにたどり着き、どこを見て、ゴールまでたどり着くのかを考えていきます。
これをユーザー体験シナリオといいます。
次にユーザー体験シナリオを元に、必須であるコンテンツや、効果的なデザインのポイントを洗い出していきます。

たとえばペルソナが女性だったとしたら、

【コンテンツ】
・お得なクーポンの情報を盛り込む。
・おしゃれな店内写真を入れる。

【デザイン】
・フォントはゴシック体より、クラシカルなセリフ体で。
・やわらかな色使いにする。
・かわいらしいイラストを取り入れる。

などが決まってきます。

このように、ペルソナデザインを決めることで、サイト制作者が自分の好みでつっぱしってしまうことを防げます。
徹底的にユーザー視点でサイトを見ることが、本当に求められているサイトを制作するヒントになるのではないでしょうか。

また、普段サイトを見るときに、デザインやコンテンツから逆算して、どんな人にむけて作られたサイトなのかを考えていくと、自分の制作スキルもアップしていきます!
いろいろな方法で引き出しを増やしていきましょう。

ではまた次回のブログで。
by ツボ

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