良いホームページに必要なことってなに?WEBマーケティングの基礎

こんにちは!ツボです。
これからWEB業界へ転職を考えているみなさんはどんな職種をお探しでしょうか。

ホームページの役割とは

まず会社で急に上司から
「君、今日からWEB担当ね!さっそく自社のサイト作ってくれない?」と抜擢されたとします。
ここでまず考えるべきことはサイトのコンセプトやデザインではありません。
第一に「本当にホームページが必要なのか?」ということです。

これは私も教えて頂いたとき、ちょっと驚きました。
でも、WEBが必要なのかという疑問を持つことは、上司に対して反抗しているワケではなく、ちゃんと理由があります。

ホームページを作るワケ

では、なぜホームページを作るのか考えてみましょう。
「今どきホームページがないなんて時代遅れだから」「たくさんの人に見てもらえるから」という漠然とした理由しか持っていなければ危険信号です。
ホームページを作るには、多くの時間や経費が発生します。たくさん費用をかけて作ったホームページが誰にも見られず、なんの効果もない、なんてことにならないよう、きっちりと考えていきましょう!

ホームページの良い点、悪い点を考えよう!

ホームページの一番の特徴は「時間と距離をなくすことができる」という点です。
これをきちんと活かせていることが、よいホームページの条件です。

極端な例を出すと、小さな商店街の果物屋さんが、「近所のお客さんたちに毎週特売ニュースをお知らせしたい」と考えているとします。この果物屋さんのお客さんは、主に40~60代の客層で、あまりインターネットに詳しくないひとたちが大半です。
この場合、宣伝方法としてはホームページを毎週更新することではなく、毎週チラシを配るほうが確実ではないでしょうか。

「どんな人に対して、なにを、どのくらいの予算で、どう伝えるのか」をポイントに、本当にホームページを作ることがベストなのかを考えてみましょう。

目標を設定しよう

ホームページを作る目的を考えたら、「資料請求をしてもらいたい」「商品を購入してもらいたい」といった具体的な目標を決めていきます。
WEBサイト上で得られる最終的な成果のことをコンバージョンと呼びますが、このコンバージョン設定があいまいだと、ホームページは作っただけで活用できないものになってしまいます。

4つのP

次に4つのPを考えていきます。
また急に新しい言葉が出てきましたが、4つのPとはマーケティングの基本4原則です。

【4つのP】
1、Product(製品)
商品の魅力はあるのか
2、Price(価格)
価格は適正なのか?
3、Place(流通経路)
どこで販売するのか?実店舗なのか、ECサイトなのか
4、Promotion(販売促進)
どのように宣伝するのか?広告なのか、メルマガなのか

この部分を見直し、ホームページがどんな役割を担うのかを再度考えましょう。

PDCAサイクル

さて、やっとホームページを作る段階ですが、ここではPDCAサイクルという仕事の進め方が大切です。

【PDCAサイクル】
1、Plan(製品)
どんな目的をもって企画をすすめるのか
2、Do(実行)
ユーザーを引き込むサイトを作成する
3、Check(評価)
目標に対してどれくらい結果が出たのか
4、Action(改善)
足りないところ、改善点を探して修正していく

この1~4を繰り返してホームページをブラッシュアップしていき、目標達成に繋がるホームページを運営しましょう。
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今後、最も求められるのはマーケティングの知識

今回は、ホームページを制作、運営するうえで、WEB担当者やディレクター、デザイナーも知っておくべき必須のマーケティングの知識についてお伝えしました。
このポイントを押さえて、よいホームページを作っていきましょう!

ではまた次回のブログで。
by ツボ

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